今回のインターンシップに参加して、職員の方々が働く様子を実際に見て、今までにないたくさんの経験をさせていただいた。私は福岡県庁総務部税務課に配属された。もともと経済やお金に関する仕事などに少し興味を持っていたが、どのような仕事をするのかはよく知らなかったため、有意義な研修にしようと、研修先が決定したときは改めて感じた。
　１日目、職員の方々の前で挨拶をした時はとても緊張した。しかし、職場の方がフォローしてくださったり、拍手で迎えてくださったりしたので、緊張が少しほぐれた。最初に行った仕事は、資料をホッチキスでまとめるという作業だった。新聞を日付毎にまとめてチェックしたり、記事を切ったりする作業も行った。任された仕事は楽しくやることを心がけると、スピードやモチベーションの向上につながるのだと感じた。２日目は福岡県博多県税事務所の研修に行き、会議の受付を行った。初めての仕事でどのような対応をすれば良いのか分からず不安だったが、礼儀や言葉遣いなど、職員の方が丁寧に説明してくださり受付をすることができた。午後からは会議の司会者を務めさせていただいた。今回のインターンシップで一番緊張したが、なんとか最後までやり遂げることができた。司会をやり切ったということに達成感を感じ、学校生活でもグループディスカッションなどの際は司会をしたいと思った。３日目は福岡県西福岡県税事務所に行き、個人県民税徴収額や自動車税繰越金額などに関する話し合いに参加した。自分の知らない単語がたくさんあり、難しい話し合いだったが、差押についての話は少し理解することができた。自分がこのように職場で働くようになったときは、話し合いで積極的に参加できるように専門知識を頑張って身に付けたい。また、社会で人と話すときは敬語が必須なので、絶対にマスターしたいと思った。今回のインターンシップで、普段では体験できないようなことをたくさん体験することができたので、これからの生活や進路選択に活かせるようにしたい。